- 経営戦略・計画(企業価値向上戦略)
概要
地域新聞社は、千葉県でフリーペーパーを配布している会社です。
ただ、別の切り口から眺めてみると、
社会や資本市場では未だ認識されていない
側面があることも大きな事実です。
当社が⻑年にわたり獲得してきた
「アセット(企業資産)」を再定義することを通じて、
時代のニーズ、テクノロジー、AI の進歩を強力な追い風として、
当社の企業価値を異なる次元に高めてまいります。
関連資料
地域新聞社のアセット(企業資産)
当社は、千葉県・茨城県のおよそ約170万世帯への
ラストワンマイルにリーチし、毎週プッシュ型で新聞を届けています。
そして事実として、その170 万世帯が当社からの情報提供を受け入れ、
2,500 人近い配布スタッフを確保しています。
そして、それを支える制作部・編集部・ライター・営業網。
これらの既に保有している当社の「アセット」(企業資産)を
当社の企業価値として再定義し、活用することで当面において、
新たな投資や、人員の獲得をほとんど伴わなく、
ROICベースでも高い資本効率を実現できる可能性を有しています。

シーパワー・ストラテジーへの転換
ランドパワーとは、既存事業や既存サービスを強化・拡大することで
数・単価をアップする、大企業がよく取り得る方法です。
ただ、中小企業の場合は効果を発揮するまでに
果てしない労力と時間が必要に。
そこで、シーパワー的発想で当社にはない事業や
サービスを提供している会社と手を組み、
リソースはそのままに当社アセットの提供を通じて
新サービスを提供、スピード感を持って数・単価を高めていきます。
既存ビジネスに支えられながらアセットを維持・安定させる一方で、
そのアセットを活用した他社との連携に軸足を置く。
単純に陸続きに事業を広げるのではなく、
我々が持つアセットを活用できる「目的地」を飛び地に見定め、
大海原に漕ぎ出すことで事業スケールの拡大が実現できると考えています。
私たちは、「シーパワー・ストラテジー」へと大きく舵を切ることで、
非連続的な成長を目指します。


事業アライアンスによる新価値の創造
シーパワーによる非連続的な成長拡大に向け、
他社の強みと当社の強みを掛け合わせ、
お互いにサービスを補完することで1+1が2ではなく
3にも4にも、あるいはαやβのような
全く別の化学反応的新価値を創造し得ると考えています。
2024年8月にはツナグホールディングスとの
求人事業連携がはじまり、現在もLINEを使ったEC事業、
インバウンド旅行サービスでの連携など数々の業務提携を検討中です。
社内体制も業務提携専門チームを発足し、
加速度的に業務提携を進め、
シーパワーによる成長を日々進めています。

アドバイザリーボードによるハイレベルな戦略
企業価値向上戦略を絵空事にせずに
ハイレベルで確実に実行するため、
各分野のスペシャリストによる
アドバイザリーボードの組成を進めています。
2024年8月戦略ディスクロージャーの
宮下修氏のアドバイザリーボード就任をはじめ、
生成AIの研究開発(産学連携)、社員エンゲージメント(CHRO機能)、
プライベートエクイティファンド(Board3.0)などのスペシャリストと共に、
企業価値向上に取り組みます。

AI×デジタルデータによるコアアセットの創出
現在保有しているアセットに加えて、
これからのアライアンスで得るであろう
膨大なデータをWEB上で一カ所に集約し、
世界中のマーケットと繋がる港町を構築を進めています。
情報とコンテンツでにぎわう港町づくりは、
AI×デジタルデータにより新たなコアアセットの創出を目指しており、
衰退している地方ビジネスの活性化や、未来的な街づくりなど、
多方面における情報活用を目指しています。
